【至急やってください!】モバイル最適化のチェックが必須に

SEO

こんにちは、Webマーケティング研究会の中小企業診断士、二瓶です。皆様のWebマーケティングのお手伝いに日々奔走&精進を重ねております。本記事は、スマートフォン向けのホームページの位置づけと、モバイル対応の在り方について、最新の動向を踏まえてご説明するものです。とても重要な内容を含んでおりますので、是非最後までしっかりご参照ください。

Googleのモバイルファースト化

Googleでは、スマートフォンによるwebサイト閲覧の増加に対応して、モバイル重視への方向転換を図ってきました。たとえば、2015年にはモバイルフレンドリーを評価の要素とすることを宣言し、2018年からはモバイルファーストインデックスを導入、そして2024年の7月(!)からは、PCサイトのクローリング終了によるモバイルサイトクローラーへの完全移行が実施されています。

何が起きるのか?

Googleがスマートフォン用Googlebotにクロールを完全に移行したため、モバイルフレンドリーでないウェブサイトはランキングに悪影響を受ける可能性があります。また、モバイル版の表示が最優先で評価されるようになります。

モバイルでの自社ホームページの表示を今一度見直して、このトレンドに沿ったSEOを実現していきましょう。

5つのチェックポイント

以下に、おすすめの5つのチェックポイントを重要度の高い順にお示しします。皆様におかれましては、少なくともチェックポイントの1~3については、必ず実施してください。

チェック1: モバイルフレンドリーなサイトとなっているかを確認
Googleのモバイルフレンドリーテストを使用して、サイトがモバイルデバイスで適切に表示されるかを確認し、必要に応じてデザインやレイアウトを調整します。Googleが推奨しているのはレスポンシブデザインです。これはPCサイト向けのコンテンツがモバイルで見た場合にはそれに対応した表示に自動で調整されるものであり、コンテンツやその表現をいちいち変更する必要がないというメリットがあります。

チェック2: モバイル版のコンテンツとデスクトップ版の一致
モバイル版のコンテンツがデスクトップ版と同等であることを確認し、重要な情報がすべてモバイル版で利用可能であるようにします。万が一モバイル版に有効なコンテンツが漏れているとせっかく作りこんだ内容が正当に評価されないことになりかねません。

チェック3: ページ読み込み速度の最適化
画像の圧縮、キャッシュの活用、不要なスクリプトの削除などを通じて、ページの読み込み速度を向上させます。また、自社のホームページの成績については、GoogleのPageSpeed Insightsなどのツールを使って、パフォーマンスを定期的にチェックします。

チェック4: 構造化データのモバイル対応
構造化データは検索エンジンがウェブサイトのコンテンツを理解するのに役立ちますが、モバイル版に対応していない場合、これらのデータが正確に認識されない可能性があります。Googleのリッチリザルトテストツールを使用して、構造化データがモバイル環境で正しく実装されているか確認し、必要な修正を行いましょう。

チェック5: モバイルファーストインデックスのモニタリング
Google Search Consoleを利用して、モバイル版サイトのインデックス状況やエラーを監視し、問題が発生した場合は迅速に対処します。また、モバイルファーストインデックスにおけるパフォーマンスを向上させるためのガイドラインに従います。

総括

これらの対策により、スマートフォン用Googlebotへの移行による影響を最小限に抑え、引き続き良好な検索順位を維持することが可能となります。

モバイルデバイスでのユーザー体験を最適化することが、今後のSEO戦略において非常に重要となりますので、今一度自社ホームページのモバイルチェックを実践してみてください。

Webマーケティング研究会では、中小企業向けに、モバイルを中心としたホームページのチェック→対策立案→改善計画→実装というPDCAサイクル運営の伴走支援を多数実施しております。自社のホームページからの集客や顧客対応にご関心のある方は、是非お問い合わせフォームよりご連絡ください。